地域看護師のブログ

地域の守護神を本気で目指すブログ

2-1.【慢性腎不全】腎臓内科の看護



私は腎臓内科の病棟に配属しています。
 
 
 
我が病棟は、
週に数回、9時頃に腎臓内科の先生と深夜勤務の後の看護師で集まって症例のカンファレンスをするのです。
 
 
このカンファレンスは、看護師が主体となって患者さまの状態を報告します。
 
 
なので、患者さまの情報・状態はしっかり把握していないといけません。
 
 
(病棟の患者さまの人数は、満床だと47人で、深夜の看護師3人で動いています(+_+))
 
 
 毎回、患者さまのバイタルサインやシャントの状態、今後の治療や退院・通院予定などの報告をしているのですが、プロである以上、『どのような情報を医師に報告すべきなのか』はしっかり整理しないといけないなと思うこの頃です。
 
 
『どのような情報を医師に報告すべき』か。
 
 
私の見解はこうです٩(๑`^´๑)۶!
 
 

「患者さまが安心・安全に退院するために、何が必要なのか」

 
これが医師とのカンファレンスで看護師が語るべき内容だと考えています。
 
もちろん医師は、
上記の内容をいつも意識して患者さまの治療を行っていると思います。
 
 
なのですが、
看護師も「医師がどのような治療を今しているのか」を詳細に把握し、考えを医師と共有していないといけないと思うのです。
 

(ひょっとしたらブログをご覧になっている看護師のみなさんは『いまさら何を言っとるんじゃ!そんなん当たり前や( •̀ㅁ•́)』

 

と思っている方もいると思いますが…

 
私はまだまだ未熟であります…(´;ω;`))
 
 
そういうわけで前置きが長くなりましたが、今後少しずつ、
 
 
腎臓内科の患者が退院するために必要なこと
 
 
について備忘録のように書いていきたいと思います。

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・血圧のコントロールについて

 
 腎臓への血液の流入の減少により
 副腎からアンギオテンシンが分泌
 血圧が上昇する
 血圧上昇により心疾患のリスクが上昇
 予後に影響を与える
 血圧をコントロールすることで
 心疾患のリスクを低下させる
 
 

・電解質のコントロール

 
 腎臓は酸塩基平衡を調整する機能がある
 腎機能が低下すると
 酸塩基平衡を調整する機能が低下する
 酸塩基平衡の調整機能が低下すると
 血液の酸塩基平衡は酸性に傾く
 代謝性アシドーシスは諸症状を引き起こす
 電解質をコントロールすることで
 酸塩基平衡を平常にする
 
 

・シャントの作成・発達

 
 血液透析にはシャント作成を要する
 シャント作成後は
 シャントの管理と発達の期間を要する
 シャントの管理が不適切である場合
 シャントの狭窄、閉塞、出血、感染などを 生じる
 シャントの管理方法の指導が必要となる
 
 

・ドライウェイトの設定の調整

 
 患者の体格や心胸比により
 ドライウェイトを算出する
 ドライウェイト設定が不適切な場合、脱水や溢水を生じる
 脱水、溢水は放置した場合予後に影響を与える
 
 

・透析効率の調整

 
 不適切な透析効率は
 透析中の血圧低下や透析中の苦痛を引き起こす
 血圧低下はショックに直結する
 患者の予後に影響を与える
 
 

・転院の調整

 
 維持透析は普通一生必要となる
 定期的に通院することが必須となる
 通院しやすい施設で維持透析が行えるよう調整することは生活における身体的、精神的、社会的負担の軽減に繋がる
 
 

・体液のコントロール

 
 腎臓は過剰な水分を尿として排出する機能がある
 
 腎臓の機能が低下すると尿生成機能が低下する
 
 過剰な水分が蓄積することにより体液量が過剰となり溢水を生じる
 
 
 溢水は血圧上昇や肺水腫を引き起こす
 
 
 放置した場合予後に影響を与える
 
 
 体液コントロールを行うことで、溢水の予防と改善を行う
 
 
 水分・電解質の制限が必要となる場合がある
 管理方法の指導が必要となる
 
 

・ADLのゴールの設定

 
 腎不全は継続的な治療を要する
 通院のための一定の日常生活機能は必要となる
 
 リハビリを実施し日常生活機能の向上・維持をはかる
 
 
 患者自身での通院が困難である場合は、施設への転院や介護保険サービスの導入・変更、家族の協力などの調整が必要となる
 
 
 理学療法士やソーシャルワーカーの介入が必要な場合もある
 
 

・ステロイド薬の量の調整 

 
 糸球体腎炎やネフローゼ症候群では、ステロイド治療が行なわれる場合がある
 
 
 ステロイドによる副作用には、生活における身体的・精神的・社会的負担を高めるものがある
 
 
 可能な限りステロイドの量を減らし、適切な量での治療が行えるように慎重に管理する
 
 
 
 
…とまあこんなもんでしょうか…(´・ω・`)
 
 
 今後このような内容でどんどん勉強をしていきます!
 
 
 患者さまが安心・安全に出来るだけ早く退院できるように、勉強頑張るぞ~!
 
 
(私はすでに看護師6年目です…涙)
 
 

以上!

 
 
みなさんのご意見をお待ちしています(*´∀`)(*´∀`)