地域看護師のブログ

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6-1.転倒転落を引き起こす危険因子~転倒発生ゼロを目指して~



患者さまの安全を守るために、看護師がすべきことはなんでしょうか( ´∀`)

 

私はやはり、「事故を防止する」ということが第一かなぁと思います。

 
では、実際にはどんな事故があるでしょうか。
 
 
色々ありますが、私がすぐに思いつくのは
患者さまの「転倒」および「転落」です。
 
 
どこの病院でもそうだと思うのですが、
患者さまの転倒は、どうしても少なからず発生してしまうものだと私は思います(´・ω・`)
 
 
看護師6年目の人間だって、何もない所でつまづいて、ずっコケちゃうこともありますからね\(^o^)/
 


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人生の中で一度も転んだことのない人は、誰一人いないんじゃないですかね(・∀・)
 
 
とはいえ、可能な限り転倒が起こらないような看護師は色々な角度から対応をしなくてはいけません
 
転倒はかなりのダメージを身体に与えます!(¯―¯٥)
 
例えば骨折とか‥
当たりどころ次第では、重い障害が残ることも割とよくあります( ;∀;)
 
 
おどしてすみません!
 
本題に入りましょう( ´∀`)
 
 
そういうわけで、今回は「転倒の予防」について勉強したいと思います!(・∀・)
転倒の3因子
 
早速ですが、転倒はなぜ起こるのでしょうか?
 
 
転倒が起こる要因には、大きく分けて3つの因子があります!
 
 
  • 患者さま自身から生じる「生理的因子」
  • 患者さまのまわりから生じる「環境因子」
  • 薬による薬理作用から生じる「薬物因子」

 

これらを、これから一つずつ勉強していきます!(^^)

 
生理的因子
 
いきなりですが、
例えば、みなさん
トイレに行きたくなったとします
 
 
そうしたら、
トイレまで歩いていきますよね
 
 
「じゃあ、目を閉じたままトイレまで行ってきてください(・∀・)」
 
みなさんがこう言われたら、
言うとおりに目を閉じたまま、
トイレにたどり着くことができるでしょうか(・∀・)
 
 
まぁなんとか気合でたどり着けるかもしれません( ´∀`)笑
 
 
では、
自分の家ではなく、知らない人の家だった場合はどうでしょうか(・へ・)
 
 
おそらく、たどり着くのは困難ではないでしょうか(+_+)そしたら失禁ですね( ゚д゚)
 
 
このように、「目」が見えなくて転ぶとか、
 
 
「耳」が聞こえなくて、
近くの人に気づかずにぶつかって転ぶとか、
 
 
「足」の筋力が低下していて、
それだけで、立ったり座ったりしているだけでもバランスが取れずに転んでしまうとか‥
 
そうしたリスクのことを「生理的因子」とよびます。
 
 
ほかに例を挙げますと、
 
  1. 下肢切断、痛み、足の障害などによる「歩行困難
  2. 麻痺などによる身体の「可動性の障害
  3. メニエル病などによる「平衡機能の障害
  4. 起立性低血圧、貧血などによる「ふらつき、めまい
  5. 頻尿や過敏性腸症候群などの「排泄切迫」(慌てたり焦りなどで転んでしまう)
  6. 不眠」などにより視界不良な夜間に歩いて転んでしまう
  7. 急性期」における苦痛を伴う症状の存在
  8. 悪性新生物や低血糖などによる「倦怠感
  9. 移動に介助が必要にも関らず理解ができないことによる「認知機能の障害
などがあります
わりと挙げるとキリが無いです( •̀ㅁ•́;)
 
 環境因子
 
「生理的因子」は、
身体に関する転倒のリスク因子でした
 
つまり、患者さまそのものに存在している
「内的因子」である
 
といいかえることができると思います
 
 
「内的因子」があれば、
その反対の
「外的因子」もあります(・∀・)
 
 
「外的因子」
つまりそれが「環境因子」になります。
患者さまの周囲が原因で生じる転倒のリスクです(´・ω・`)
 
例を挙げますと、
  1. 慣れない療養環境(普段布団で寝ていた患者さまが、ベッドに変わったことで眠れなくなったり、十分に休めなくなる等)
  2. 散らかった環境(チューブ、コード類等)
  3. 夜間の薄暗い照明による視界不良
  4. 排泄環境(トイレまでの距離が遠い、ポータブルトイレによる臭気や羞恥心等)
  5. 医療機器(酸素チューブや点滴、モニターのコード等)
  6. 補助器具(車椅子、歩行器、松葉杖等)
  7. 身体拘束
  8. 天候(雨や曇りで薄暗くなる等)
などがあります
 
看護師は環境整備を日頃から行っていますが、
それを怠れば、転倒のリスクが高まると言いきっていいでしょう(・へ・)
 
患者さまが気持ちよく生活できるために環境整備を行う事は、転倒の予防につながります!
 
決して手を拔かずにきっちりやっていきましょう!(・∀・)
 
 
また、入院中だけでなく退院後の生活も考えた場合は、
退院後の生活環境についても考慮しなければいけない場合もあります( ´∀`)
 
例えば、65歳以上で転倒リスクが高く、独居(一人暮らし)などの患者さまの場合は、必要に応じて介護保険サービスの導入や変更が必要になることもあるでしょう(・∀・)
 
 薬物因子
 
最後に、薬物因子について勉強していきます(*´∀`)
 
 
患者さまにとって、治療のためのお薬は欠かせない場合が多々あるかと思います( ´∀`)
 
 
ただ、お薬は基本的に体のシステム(生理的機能)に直接働きかけるものが多く、それに伴う副作用の出現に注意が必要になります(´・ω・`)
 
 
副作用の中には、転倒のリスクを高めるものがあります(・へ・)そうしたお薬を内服している患者さまは、十分な観察が必要かと思われます(*^^*)
 
 
下記のお薬を内服している患者さまは転倒のリスクが高まりますので、注意していきましょう!
 
  1. 催眠薬』(中途覚醒により、足もとのふらつきが生じやすくなります:マイスリーなど)
  2.  『利尿薬』(尿回数の増えることで、移動回数も増えるため、転倒リスクが高まります:フロセミドなど)
  3.  『降圧薬』降圧作用により、ふらつきがでやすくなる(起立性低血圧を生じる:アダラートなど)
  4.  『麻薬』(約50%程度の患者さまが眠気の副作用を生じる:オキシコンチンなど)
  5.  『抗精神病薬』(不穏、せん妄、興奮など気分変動により、危険な行動や転倒の可能性が高まります:パキシルなど)
  6.  『抗うつ薬』(眠気、注意力低下などの中枢神経症状が出やすくなる:トリプタノールなど) 
  7. 抗不安薬』(注意力低下などの症状がでやすくなる:アタラックスPなど)
  8. (追記) 『アルコールの飲用』(注意力の低下が生じる:アルコール中毒など)
   
以上になります!
 
いかがでしたでしょうか( ´∀`)
転倒のリスクをずらりと上げるとかなりの量になることが分かりました(´・ω・`)
 
実際には、ここで挙げている以外にも、様々な要因で転倒が起きてしまっているかと思います
 
患者さまの転倒リスクの要因を1つでも除去し、転倒が少しでも減るように行動出来るようになりたいですね(*´∀`)
 
 
別の記事になりますが、
 
次回は、
転倒が予防でき、入院生活が「安全」に過ごせるようになるための実際の看護計画についてupしたいと思います(・∀・)
 
私もまだまだ未熟のまま勉強しておりますので、不足な点や間違いなどあればご指摘いただければと思います(^^)
 
皆様のご意見を、心よりお待ちしています!( ´∀`)