地域看護師のブログ

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15-2.【発熱】熱が出た時「熱いですか」「寒いですか」では問診不足!【随伴症状】をしっかり観察して!



発熱にはたいてい、患者様から「熱っぽい」とか「寒い」などの訴えがあります。


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発熱は、そうした体熱感や悪寒の他にも、いろいろな症状を伴うことがあります。

主症状があり、それに伴ってみられる症状のことを、随伴症状とよびます。


例えば、高血圧の人が血圧が高いときに頭痛やのぼせ感などを自覚することがあります。


 この頭痛やのぼせ感が、随伴症状です。


発熱の場合、関節痛、食欲不振、吐き気、頭痛などが起こることがあります。


随伴症状のメカニズムを知ることで、ある程度発熱の原因をアセスメントできます。


例えば、随伴症状に関節痛がある場合は、「関節リウマチ」が原疾患にあるかもしれません。


もしくは、ただの風邪である場合もあるでしょう。


実際には、関節リウマチは症状の他にも血液検査やエコー、CT、MRI等での鑑別が必要です。


要するに看護師ができることは、原疾患の可能性を考えて、症状や訴えを十分に観察して医師に伝えることです。


随伴症状によっては、重篤な事態に進行する場合もあるので、発熱時のアセスメントは必ず行えるようになりましょう!


それでは、
発熱の随伴症状と、
それから考えられる疾患を
下記に列挙します!


多くの原因は、


  1. 感染症
  2. 悪性腫瘍
  3. 自己免疫性疾患
  4. 薬剤性
このどれかに当てはまることが多いです!
是非参考にしてください!


  • 全身症状
体重減少
感染症全般、悪性腫瘍

倦怠感、易疲労感
感染症全般、悪性腫瘍

血圧低下
敗血症、薬剤性(アレルギー)

意識障害
敗血症、中枢神経感染症、中枢神経疾患、代謝性疾患、薬剤性(アレルギー)


  • 局所症状
頭痛
髄膜炎

耳痛
中耳炎

咽頭痛、鼻汁、咳、痰
気道感染症、扁桃腺炎、副鼻腔炎

胸痛
感染性心内膜炎、悪性腫瘍

腰痛、排尿困難、排尿痛
尿路感染症、悪性腫瘍

右季肋部痛、黄疸
肝臓・胆道感染症、悪性腫瘍

下痢、嘔吐、腹痛、排便異常
感染性腸炎、腹膜炎、憩室炎、虫垂炎、急性膵炎、悪性腫瘍

関節痛
自己免疫性疾患

リンパ節腫脹
リンパ腫、悪性腫瘍、リンパ節炎、自己免疫性疾患

皮疹
ウイルス感染症(麻疹、風疹)、薬剤性

随伴症状に乏しい
薬剤性、自己免疫性疾患など


以上です!


大ざっぱな列挙になってしまい申し訳ありません!(・∀・)


実際には、
感染症は病変部位や病原体などによって、さらに細かく分類されます。


ですので、あまり参考にはならないかもしれませんが「もしかしたら、こんな病気が隠れているかも…」と考えるきっかけになれば良いなと思います!(*´∀`)


特に、敗血症に関しては本当に緊急対応を要する場合があります。


血圧低下または意識障害の随伴症状があれば、必ず注意してください!


早期対応ができるかどうかで、患者様の命が守れるかが変わってきます!٩(๑`^´๑)۶ファイト!

 
今回は以上!


また近いうちに続きを書きたいと思います(・∀・)


次回は発熱時の実際の看護について記事を挙げたいデスネ(*´∀`)


みなさんのご意見をお待ちしています。