地域看護師のブログ

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7-1.【看護者の倫理綱領】忙しすぎる!と思ったら、ぜひ読んでほしい…



病院で看護師として働いていると、どうしようもないぐらいに忙しいときってありますよね。

 

  • 処置中にナースコールが入り、すぐに向かえない。

 

  • 同時に複数の患者様からナースコールが入る。

 

  • 検査出しや手術出しが入退院などのイベントと重複する。

 

  • やることが多すぎて、申し送りの時間になっても申し遅れない。

 

よくあることですね。

 

 キビキビ動き回り、それぞれの患者さまの所へ「お待たせして本当にすみません!(^o^;」と対応している姿を思うと、

 

「看護師ってやっぱり大変だなぁ…」

 

とやはり思っちゃいますね。

 

とはいえ、ナースコールしたあとの待っている時間は、患者さまにとってはすごく長く感じる時間だと思います。

 

私の最短記録だと、ナースコールが鳴ってから10秒でお伺いして、「おそい!」とお叱りを受けたことがありました。

 

「ナースコール鳴らしたのになんでもっと早く来ないんだ!氷枕ほしいから持ってきてよ早く!ヽ(`Д´)ノプンプン」てな感じですね…

 

こうしたことで、少なからず体力を消耗してしまうことをみなさん経験していると思います…。

 

 

でも、

 

忙しさに負けて、ナースコールに出なかったりしていませんか?

 

患者様への対応や看護が適当になっていませんか?

 

看護記録や申し送りが適当になっていませんか?

 

自己中心な仕事、していませんか?

 

そんな自分がイヤになって、看護師という仕事に対してもイヤになっていませんか?

 

 

もしも現在のあなたが上記のどれかに当てはまるなら、あなたは患者さまに寄り添った看護ができていない、と言って良いでしょう。(・へ・)

 

あえて厳しく言わせていただきますが、自分の看護観をもう一度見直したほうがいいと思います!

 

なんであなたは看護師になったのか、もう一度振り返って考えてみてください٩(๑`^´๑)۶

 

 

看護師は確かに忙しいです。

でも、プロフェッショナルなのですから、ある程度忙しいのは仕方のないことです。

 

忙しさを理由に職務怠慢することの無いように心がけていきたいですね\(^o^)/

 

そういうわけで、

看護師としてのプロ意識を維持・向上のためにうってつけのものがあります。

 

 

それは、

 

看護者の倫理綱領です。

 

 

 看護者の倫理綱領 日本看護協会

https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/rinri/rinri.html

 

 

新人看護師さんは、看護者の倫理綱領の内容を覚えていますか?

 

質の高い看護を提供できるようになりたいならば、看護者の倫理綱領を軸として患者さまと関わることを、常に忘れずにいられるようにしておきましょう。

 

詳しくは、下記のサイトで確認してみてください。

 

 https://j-depo.com/news/nurse-rinri-1470.html

ナースのヒント さまの

看護者の倫理綱領の記事に飛びます。

 

 

今回は、

この看護者の倫理綱領から、第1条を抜粋して考察したいと思います。

 

 

1.看護者は、人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重する。

 

 

解説

 

看護者の行動の基本は、人間の生命と尊厳の尊重である。看護者は、病院をはじめさまざまな施設や場において、人々の健康と生活を支える援助専門職であり、人間の生と死という生命の根元にかかわる問題に直面することが多く、その判断及び行動には高い倫理性が求められる。
さらに、今日の科学技術の進歩はこれまで不可能であった医学的挑戦を可能にし、他方で医療費の抑制の問題は国家的課題になっており、複雑かつ困難な生命倫理的問題や資源の平等な配分のあり方という問題を提起している。
看護者は、いかなる場面においても生命、人格、尊厳が守られることを判断及び行動の基本とし、自己決定を尊重し、そのための情報提供と決定の機会の保障に努めるとともに、 常に温かな人間的配慮をもって対応する。

 

 では、一文ずつ考察していきましょう!\(^o^)/

 

 

看護者の行動の基本は、人間の生命と尊厳の尊重である。

 

 看護師は、病院や施設、在宅において患者さまと家族の生活・療養を専門的な知識と技術をもってサポートする役割をもっています。

 

 その役割の基盤となっているものが、まさにこの人間の生命と尊厳の尊重という言葉だと考えます。

 

 わたしはこの言葉を、

「人の命と、人の生き方に土足で足を踏み入れず、礼を持って接する」と捉えています。

 

 そのためには、その人がどのようにして生きたいかをまず知り、決してそれを安易に方向転換しようとせずに、「支援する」というスタンスを崩さないことが看護師にとって大事であると考えます。

 

 患者さまの言葉には集中して耳を傾けましょう。

 

 言葉の一つ一つや表情、仕草、ベッドサイドなどの環境から、患者さまの生き方を出来る限り把握できるように努めましょう。

 

 日頃から患者さま・ご家族様の思いを積極的に伺い、ただの推測に終わることなくしっかりと思いを表出していただけるように関わっていきましょう(*^^*)

 

看護者は、病院をはじめさまざまな施設や場において、人々の健康と生活を支える援助専門職であり、人間の生と死という生命の根元にかかわる問題に直面することが多く、その判断及び行動には高い倫理性が求められる。

 

 看護師は、患者さまをお看取する場面や、患者さまの死に直面するご家族様と直接関わることが多い職業です。

 

 当然のことながら、そうした際に声掛けをする時はしっかりと言葉を選んで話しかけるようにしましょう。そのためには、日頃から言葉遣いに気を付けてどのような人とも礼儀をわきまえて関わることが大事だと思います。

 看護師は、こうした礼儀や接遇を学ぶ機会が意外と少ない上に、看護師自身もそれを学ぼうとする意識が他の職業と比較してもやや低いように思います。

 生命と尊厳を尊重することが看護師の基本なわけですから、看護師は礼節をしっかり学んで、日頃からそれを忘れずに過ごすように努めましょう。

 


さらに、今日の科学技術の進歩はこれまで不可能であった医学的挑戦を可能にし、他方で医療費の抑制の問題は国家的課題になっており、複雑かつ困難な生命倫理的問題や資源の平等な配分のあり方という問題を提起している。

 

 現代医療は今も少しずつ発展し、新たな治療方法が確立されてきています。

 日本人の寿命も年々長くなってきており、今後も健康増進に向けた取り組みが進むにつれてますます寿命が伸びていくかと思います。

 しかし、反面では慢性疾患や生活習慣病、ガンなどを患いながら生活をしている人も年々増加しており、それに応じて医療費も年々増加しているそうです。

 日本の生活は豊かだと言われていますが、富裕層の方もいれば、ホームレスとして生活している方もおり、格差社会が広まっていると言っていいでしょう。

 そうすると、お金のある人だけが高額な最先端の治療を受けられ、お金のない人は最低限の治療しか受けられない、ということにもつながります。これは今、現在実際に起きていることです。

 そのような社会で、はたして看護師は、人の生命と尊厳を尊重することができるのでしょうか。医療費の問題など、経済的な面をないがしろにしたまま、「人を支える」なんてことを立派に言うことができるでしょうか。

 看護師は、現在の日本の経済的な問題と、実際に患者様やご家族様が影響を受けている医療費についてよく理解して看護を行うことが大切だと考えます。

 看護必要度や介護保険について、「面倒」とか「いらない」とか「余計忙しくなる」という看護師もいますが、質の高い看護をしたいならば、もうそういう自己中心なことを言うのはやめましょう。

 看護師は日本の医療費の抑制を担う立場となる職業の一つなのだということを自覚しましょう。


看護者は、いかなる場面においても生命、人格、尊厳が守られることを判断及び行動の基本とし、自己決定を尊重し、そのための情報提供と決定の機会の保障に努めるとともに、 常に温かな人間的配慮をもって対応する。

 最後に言いたいのは、

 あったかい看護ができる看護師を目指そうね!ってことです。


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うちのアパートにいる

くまちゃん

しゅわちゃん

私の大事な子供ですლ(´ڡ`ლ)

この子達を見てると暖かい気持ちになります!

大切にしたいなーって気持ちがそうさせるのかもしれません。

 

 

暖かい看護をする。

 

 そのためには、

 人の命を大事にすること

 人の生き方を大事にすること

 礼儀を忘れないこと

 治療にはお金がかかっていること

 だれもが最先端の治療を受けられるわけではないこと

 以上を覚えておきましょう。

 

 この記事を読んだ方は、もうナースコール対応がめんどくさいとか、そういうことは絶対言わないでくださいね(*^^*)!

 

 患者さま、ご家族様はあったかい看護師を求めていますよ(^^)

 

 また機会があれば、2条以降の看護者の倫理綱領についても考察したいと思います!

 

おわり\(^o^)/

 

みなさんのご意見をお待ちしています。