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12-7.看護過程【ゴードン】自己知覚/自己概念パターンの情報収集



自己知覚/自己概念パターン

マージョリー・ゴードンの看護理論から、全11パターンの情報収集における注目する視点と、情報収集の質問の仕方の例についてまとめてみました。

 

今回は、

7..自己知覚/自己概念パターン

についてまとめています。

是非参考にしてください!

 

みなさんは、自分のことで何か悩んでることってありますか?

 

顔がイヤとか、もっと筋肉つけたいとか、もっと体力つけたいとか、もっと明るくなりたいとか…

 

意外と小さなことから大きなことまで挙げるときりが無い、という方もいるんじゃないでしょうか。(私がそうなのですが)

 

ですが、そんな悩みがちっぽけになるくらい、患者さまは、大きな悩みを持っていることがあります。そして、治療の過程の中で、それでも強い気持ちを持って前向きに生きていくのです。

 

看護師は、そんな気持ちの支えとなれるように常に患者さまの気持ちを見守っていく必要があるでしょう!

 

それでは、やっていきましょう! 

 

7.自己知覚/自己概念パターン


情報収集の目的
  •  患者自身が描いている自己の全体像とそのイメージに対する自分自身の満足について知る。

 

  • 患者の行動や態度・感情パターンについても知る。
 
情報収集のポイント

自分そのものに対してどのように感じているのか(自己評価)と、

自分の目でみた自分の外的な印象(ボディイメージ)について情報収集していく。


注目する視点(自己評価)


・患者本人の自己評価はどうか


・自己評価に関連のある内容と感情は何か


・患者の体力に対する感覚はどうか


・他者による受容と評価はどうか


・ 身体的・知的・社交的広がりの能力はどうか


・ 言葉によらない合図、アイコンタクト、身なり、姿勢、動き、雰囲気、感情、声や話し方などを観察する


質問の仕方の例(自己評価)


・あなたはあなた自身をどのように思っているか話してみてください


・ 自分の性格をどのように思っていますか?


・ 病気になったことで自分に対する考え方が変わりましたか?


・あなたの長所と短所は何ですか?


・自分自身について好ましいと思っていることが多いですか? それともあまり好ましくないと思っていることが多いですか? 


・自分自身についてどのように感じていますか?


・家族の人たちはあなたの病気についてどのように感じていますか?また、家族の人たちはあなたについてどのように感じていますか?


注目する視点(ボディイメージ)


・ 患者自身が身体に関して心に描く像や感情はどうか


・ ボディイメージに対する患者自身の満足度はどうか


・ボディイメージを脅かしたり変化させるかもしれない身体的な状態があるかどうか
(熱傷・褥創・人工肛門・乳房切断・肥満など)


質問の仕方(ボディイメージ)


・自分の容姿・外見についてどのように感じてますか?


・自分の体で気になるところがありますか?


・病気によって自分自身に対する感じ方が変わりましたか?


・病気によって自分の容姿・外観の認識が変わりましたか?


・もし可能なら自分の容姿・外観はどのようになりたいですか?

 

以上になります!

いかがでしたでしょうか。

 

簡単に言ってしまうのも何ですが、

自分のことについてまじめに考える

という時間は、とても大事なことだと思います。

 

それによって、

前向きに物事を考えて明るく過ごせる人もいれば、

後ろ向きに考えて気持ちが暗くなる人もいます。

 

でも、もし患者さまが自分のことについて後ろ向きに考えていたとしても、

看護師は無理に励ます必要はありません。

 

後ろ向きに考えること自体は、なんの問題もありません。(問題なのは、それから発展する自傷行為や自殺や不眠などの二次的な精神症状)

 

自己概念に関しては、

悩んだり辛くても、そのことをゆっくり受け入れることが出来れば、それでいいんです。

 

 
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のび太はこう言ってますけが、

私は、自分がダメだと思ってもいいから、

それでもかまわない

と思えれば、気持ちがだいぶ楽になるんじゃないかと考えています。

(決して自暴自棄になるのではなく、ゆっくりと自分の頑固さを柔らかくしていくようなイメージです)

 

 

看護師は、その過程をしっかり見守り、支えることに徹底することが大事です。

 

つまり、患者さまを信じる、ということですね。

 

患者様の自己受容を信じ、見守ることが出来る看護師を目指していきましょう!

 

 

おわり

 

ご意見をおまちしています。