地域看護師のブログ

地域の守護神を本気で目指すブログ

帯状疱疹の訪問看護



ケアマネさんから電話。

 

「⚪⚪さんにヘルパーさんが入ったときに、お腹と背中がすごくかゆいと言われたそうです。赤くなって、とにかく痒いみたいなので、午後の空いたときに訪問で診てほしい」

 

とのこと。

 

あるひとり暮らしの、

やや認知機能低下のある高齢女性。

 

午後に臨時で訪問…。

 

いつも穏やかに過ごされていたのに、本日は「お腹と背中が痒い」との訴え。

 

拝見すると、

お腹と背中に手のひら位の大きさの皮疹があり。

 

「痛痒いのよ」

 

痛い?もしや帯状疱疹…?

 

ケアマネさんにすぐ電話し、皮膚科に受診すべきと連絡。

 

本人のADLは屋内自立レベルで、屋外歩行は見守りが必要。

 

よって、通院介助が必要。

 

訪問看護では通院介助は自費サービスになってしまうので、ケアマネさんがすぐに通院介助のためのヘルパーさんを手配してくださる。

 

幸いにも徒歩5~6分のところにバリアフリーの皮膚科があり…助かった…

 

夕方受診し、ファムシクロビル2錠朝夕、カロナール毎食がその日から内服開始。

 

だが、ここからが問題で…

 

翌週に訪問すると…

 

今まで定期処方がなかったから

薬を飲む習慣がなかったためか…

 

お薬の説明をしてカレンダーにセットしたが、

朝食後分しか内服できておらず…、

 

夕方のファムシクロビルが内服できていない…

 

皮膚科の先生に報告。

先生より

「とにかく飲んでもらわないと治らないよ」

とのこと…

そりゃそうだ…

本人は

「時間の感覚がないから忘れちゃうのよ」

と…

 

結局、夕食後分が内服できていなかったため、セットし直し、この週でファムシクロビルを飲みきり、新たにメチコバール錠が毎食で開始となる。

 

が、その後…

 

さらに翌週、

本人から

「駆け出したくなるくらいかゆい」

との訴えあり…

皮疹は徐々に改善しているが、痒みが持続しており、いてもたってもいられない、という状況。

 

再度皮膚科受診するも…

「メチコバールをきちんと飲んでもらうしかない」とのこと…

ですよね…(帯状疱疹につける薬はないと思ってました…単純疱疹ならまだアシクロビル軟膏とかあるけど…)

 

ケアマネさんに報告。

 

このままでは痒すぎてまともに生活ができない可能性もあるという話になり、

 

ヘルパーさんが週3から週5に変更

お薬ののみ忘れに関しては、

別居の長男さんが電話連絡で薬を飲むように伝えてくれることになる…

看護師は引き続き、お薬セットと内服管理と全身の状態観察…

 

とにかく、帯状疱疹が治った後の痛みや痒みがなおることを祈る…!