睡眠 /休息パターン
マージョリー・ゴードンの看護理論より
全11パターンの情報収集の目的、注目する視点、情報収集の質問の例についてまとめてみました!
今回は、
6..睡眠/パターン
についてまとめています。
是非ご参考にしていただければと思います!
ところで、
みなさんは、最近ちゃんと眠れてますか?
6時間くらいは寝れてます?
私の場合は、
やっぱり夜勤業務があるので睡眠時間もリズムもバラバラです…
ちゃんと眠れているかといわれると、多分寝れてないのかなぁ…
夜勤の後なんかは半日くらい寝ちゃうときもありますねぇ…
それでも体がだるい時もありますし…
いや、それは逆に寝すぎか…(´-ι_-`)
また、反対に3時間くらいしか寝なかったとしても、すっきりとしてるときがあるんですよねぇ…
サーカディアンリズムとか、レム睡眠とかノンレム睡眠とかの影響なのか…
よくわからんです
睡眠に対する満足感が得られていない人は、音楽などを聴くなどして何らかの工夫をしていることが多いのです。
ですが、入院中の場合は
まわりに人がいることでそれが出来なくて、結果、眠れない。という患者様もいますね。
看護師は、患者様がぐっすり寝られるようにきちんと関わらせていただきましょう
それでは、やっていきましょう!(´▽`)ノ
↑
ここまでの顔した患者さまはみたことありませんが、実際にはたくさんいるかもしれません…
6.睡眠/休息パターン
情報収集の目的
- 患者の通常の睡眠パターン、その変調について、休息と睡眠の質に満足しているかを知る。
- 休息や睡眠を促進する方法や学習についても知る。
情報収集のポイント
- どのような睡眠習慣なのか
- 睡眠に関する問題は何か
- 睡眠の補助として何か利用しているのか
1-1.注目する視点(睡眠習慣)
・普段の睡眠時間はどれくらいか
・普段の仮眠の習慣があるかどうか
1-2.質問の仕方の例(睡眠習慣)
・ 普段、一日に何時間眠りますか?
・ 何時に眠りにつき、何時に起きますか?
・ 日中に昼寝をしますか?
それはいつ、どれくらいの時間ですか?
2-1.注目する視点(睡眠に関する問題)
・覚醒時の倦怠感、または日中の倦怠感があるか
・休息と睡眠の質はどうか
・入眠困難があるかどうか
・睡眠維持困難があるかどうか
・日中の居眠りがあるかどうか
・睡眠パターンの障害の原因は何か
- 病態生理因子:排泄障害など
- 治療関連因子:ギプス・牽引・薬物など
- 状況因子:運動不足・疼痛・不安・環境など
2-2.質問の仕方の例(睡眠に関する問題)
・自分の睡眠パターンに満足していますか?
・ 普段休息したという満足感がありますか?
・日中、活動的に行動していると感じますか?
・眠りにつくのに問題がありますか?
・寝付きが悪いほうですか?
・ ウトウトして寝付かれないことがあります
か?
・起床後も疲れを感じますか?
・ 現在の病気が睡眠習慣に変化を与えました
か?
・ 睡眠習慣が現在の健康状態に影響を与えて
いると思いますか?
・ 寝付きが悪かったり熟眠できないのはどう
してだと思いますか?
3-1.注目する視点(睡眠の補助)
・ 入眠を促すためにどのような工夫をしている
か。(読書・リラクゼイーション・音楽を聞く・
テレビを見るなど)
・ 入眠を促すために使う補助具があるかどうか
3-2.質問の仕方の例(睡眠の補助)
・眠りやすくするために何かしていますか?
(読書・リラクゼーション・テレビを見る・
音楽を聞くなど)
・ 睡眠のために何か薬を飲んだことがありま
すか?
・眠りにつく時に使用する物はありますか?
(音楽、抱き枕、お酒など
小児の場合:おしゃぶり・ミルク・タオルなど)
以上になります!
いかがでしたでしょうか。
持論としましては、
患者様の睡眠をよりよいものにするには、
まずしっかり自分の睡眠のリズムを整えないといかんですね。
要は、睡眠に関する問題は、人ごとではないってことです(^o^;
どうすればしっかり寝られるのかを根拠を持ってアドバイスできるように、日頃の自分の睡眠習慣や問題点、工夫の方法を見直しましょう!
ちょっと寝られなくても、生活や治療にはそんなに支障はないでしょ(゜∀゜)とか思ってはNGですよ~
油断することなく、しっかり睡眠できるように患者さまをサポートしていきましょう!
おわり
皆さまのご意見をおまちしています。