どうもこんにちは。
なすもやしです( ≧∀≦)ノ
今回の勉強のテーマは、
少し訪問看護からそれますが、
いい声の出し方
です。
うちの訪問看護ステーションは、言語聴覚士(ST)が少ないです。
なので、
STさんへの同行はあまりしていないし…
実技をみて学ぶ機会も、少なかった…
グループホームのみなさんと、
パタカラの練習をしたり、
ことわざを読んだり、
早口言葉をいったり、
口を動かす練習をしたり…
それくらいかな…。
STの技術、超未熟だー ( ノД`)…
だいたい、
私自身が、声はモゴモゴしているし、滑舌もよくない…( >Д<;)
人にものを教える前に、
自分がまずトレーニングした方が、
いいんじゃないか…??( ^ω^)
と思った次第です…
というわけで、
今回は、いい声を出す練習について
勉強していきます…
リハビリ向けではないので、
あしからず…(´_ゝ`)
今回の内容は、
昔、日テレのアナウンサーで、
今はフリーアナウンサーの、
魚住りえさんの本を参考にしています。
私のなかで、いい声の人といったら、草野仁さん(*´∀`*)または古舘伊知郎さんかなぁ
(魚住りえ さんの名前だしといて難ですが…)
じゃあ勉強するぞー( ´∀` )b
いい声の出し方
会話で大事なこと
会話に大事なのは、
会話の内容だけではない。
2020年の東京五輪プレゼンテーションの
プレゼンコーチを努めた、
マーティン・ニューマンさんは、
どんなことを話すか
よりも、
どんな話し方をするか。
それがもっとも大事。
と話している。
また、
話すことはスポーツと一緒。
とも語っている。
トレーニングで話し方は上達するからである。
話し方には3つのポイントがある。
- 声
- 話し方
- 会話のコツ
である。
- 声
声を変えることによって、その場にふさわしく効果的な伝え方ができる。また、相手は会話を聞き取りやすくなる。
- 話し方
話し方のスピード、抑揚のつけ方。
この2つを使いこなすことで、
人に訴えかける力が高まる。
- 会話のコツ
知識を知ることで、
会話はまったく異なってくる。
…今回は、
声 に焦点を当てて勉強する。
声
声は洋服と考える。
場面ごとに使い分けることが重要である。
また、話すことは演奏であると考える。
声は音色で、話し方は演奏である。
どちらか一方が欠けると、
心を打つトークにはならない。
まずは、声を大切にする。
「いい声」を出すポイントは3つ。
- 肺にたっぷり空気を入れる(腹式呼吸)
- きちんと共鳴させる
- 滑舌よく言葉を発する
浅い呼吸では、いい声は出ない。
声は、
吐く息で声帯を震わせ、
口腔内で共鳴させることで生み出されている。
「共鳴」が十分にできることが
発声には大事である。
唇、舌、歯の位置を意識し、
滑舌よく声を発することも重要である。
腹式呼吸
腹式呼吸は、
いい声を出すためには必須である。
腹式呼吸では、肺を縦(下)方向に広げることによって大量の空気を取り込むことができる。
腹式呼吸で話すと、声に活力が生まれる。
声の活力が、聞き心地のよさにつながり、相手に安心感を与える。
腹式呼吸の方法
- 首、肩、胸の力を抜く。
- 口から息を吐く。吐きながら、お腹をゆっくり凹ませる。
- 腹筋をギリギリまで縮める。
- 鼻から息を一気に吸い込む。吸い込むとき、お腹を緩めると同時に、腹筋を使ってわざとお腹を膨らませる。
2~4の繰り返しである。
反復して練習すると、習慣化される。
ただ、硬く考えすぎて
腹式呼吸が負担になるのは良くないので、
毎朝5分だけとか、
10回から少しずつ増やす、
など、続けやすいように取り組むとよい。
また、
長音トレーニング
中短音トレーニング
を行うと、腹式呼吸を意識せずとも、
腹式呼吸の練習になる。
長音トレーニング
- 肩幅に足を広げて立つ。
- お腹に軽く手を当てる。
- 息をしっかり吸う。
- お腹を少しずつ凹ませながら、「あーーー」とできるだけ大きく、長く声を出す。
- はじめは10~20秒を目安に行い、徐々に時間を延ばしていく。
- 3~4回繰り返すとよい。
中短音トレーニング
- 肩幅に足を広げて立つ。
- お腹に軽く手を当てる。
- 息をしっかり吸う。
- 少し短めに「あー、えー、いー、うー、えー、おー、あー、おー」と、声を出す。この時、一音ごとにお腹をリズムよくバウンドするように息を吐き、発声する。
- あ行からわ行まで行う。
共鳴
腹式呼吸ができるようになったら、
次は「共鳴」をトレーニングする。
声は、共鳴させることで
ぐんと聞きやすくなり、伝わり方が違ってくる。
一番聞き取りやすい自分の声の見つけ方
- 人差し指と中指をそろえて、鼻先に軽く触れる。
- 口を閉じたまま「むーー」と発音する。
- 様々な音で試すと、鼻先においた指が細かく振動する音がある。それが「共鳴」している音であり、聞き取りやすい音である。
この音は、会議や打ち合わせに向いている。
一番いい低い声の見つけ方
- 喉に指を添えて、先程と同様に発音する。指が細かく振動する音が、聞き取りやすい音である。
この音は、
少人数での大切な話や、秘密の話に向いている。
一番いい高い声の見つけ方
- 手のひらをおでこに添えて、そこが振動するように発音する。
この音は、
講演や、スポーツの応援などに向いている。
滑舌
滑舌をトレーニングするには、
顔まわりの筋肉をほぐす必要がある。
舌のストレッチ
- 口を閉じたまま、舌でぐるりと一周歯茎をなめる。逆まわりも同様に、それぞれ3周する。
- 舌を横に動かして、左右に動かす。往復10回。
- 舌を思いきり出して、上下に動かす。往復10 回。
唇まわりのストレッチ
- ぱぱぱぱぱ…ままままま…たたたたた…かかかかか…ららららら…と発音する。少しずつ、早く、長く言えるようにする。
- 唇を軽く閉じて、小刻みに振動させる。ぷるぷるぷる…
- 巻き舌を行う。
- 頬の筋肉を手で上下させてマッサージする。
- 冬場はリップクリームを塗り、肌には乳液を塗っておくと話しやすくなる。
発音時の基本の口の形
あ…
- 上下の歯が見えるくらい大きく丸く口を開ける。
い…
- 口の両端を思いきり横に引っ張る。
う…
- チューの形で口をすぼめるが、少し緩める。
え…
- いの形から、下唇だけを下げる。
お…
- アとウの中間程度に口を丸く開ける。
変顔エクササイズ
声を出さなくても行うことができる。
目を見開いて、
あ→お
あ→う
う→え
と口を動かす。
次に、目元を緩めて、笑顔で
い→う
い→え
あ→え
と口を動かす。
回数と頻度は無理の無い範囲で行う。
カウント腹筋
滑舌と、腹式呼吸を両方トレーニングできる方法。
- お腹に手を当てて、「1、2、3、4、5…10、」と1から10まで大きな声でカウントする。
- その際、カウントと同時に思いきりお腹を引っ込めて空気を一気に押し出し、即座に緩める。
- 1~10までのカウントを合計3セット行い、休みをいれず連続で行う。
- お腹を確実にバウンドさせながらカウントする。
…今回はこのへんで終了です(*´∀`*)
継続は力なり。
毎日少しずつ習慣にして、
聞き取りやすく滑舌のいい声になるぞー
(*´∀`*)
人にリハビリ教えるからには、自分もリハビリの大変さを知っておいた方がいいだろうからねっ( ^ω^)
ある程度したら、STの勉強もブログ記事にあげたいと思います!
では、今回はこれにて~。