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~くりかん~

パーキンソン病の看護計画の例【知識、看護診断、OP・TP・EPもこれでばっちり!】

こんにちは、栗鈴です。

今回の記事は、『パーキンソン病の看護計画の例【知識、看護診断、OP・TP・EPもこれでばっちり!】』です。

よろしくお願いします。

 

 

はじめに

 パーキンソン病を一言で表すとするなら、『神経難病の代表格』です。

 難病とは何かというと、『発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病であって、当該疾病にかかることにより、長期にわたり療養を必要とすることとなるものをいう』とに定められています(難病の患者に対する医療等に関する法律)。つまり、難病は基本的には長期間、もしくは一生を共にすることになるんですね。

 代表格といっても、パーキンソン病は、テレビ等のメディアではあまり特集や報道がされないので、一般的にはマイナーな病気かもしれません。

 身近にパーキンソン病の方がいない方も多いでしょうし、パーキンソン病なんて病気は一度も聞いたことないよ?という人もいるかと思います。

 芸術家の岡本太郎さんや、推理小説家の江戸川乱歩さん、プロボクサーのモハメド・アリさん等がパーキンソン病であったと言われております。

 また、定かではありませんが、性格が真面目で、几帳面な方はパーキンソン病を発症しやすいという論文もあるようです。

 たばこを吸っている人では、パーキンソン病の方は少ないという疫学調査も出ているようで、まだまだ謎の多い疾患です。

 他の神経難病には、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、脊髄小脳変性症、多発性硬化症などがありますが、それらに比べると、パーキンソン病の研究は著しく進歩しており、治療薬の開発も盛んにおこなわれています。

 まだ完全に治すことはできないと言われているパーキンソン病ですが、いつか治せる日がくるといいなと思います!

 高齢化が進むにつれて、パーキンソン病の方も増加しているため、ぜひ、共に勉強していきましょう!それでは、やっていきます。

動きたいけど動けない!でも、焦らず、ゆっくり、がポイントです。

 

パーキンソン病の病態生理

パーキンソン病は、脳内のドパミン不足と相対的に過剰になったコリン作動性刺激によって起こる運動機能障害を主体とした神経変性疾患である。

  • 神経系は、神経細胞から脳内のさまざまな部位に連絡がある。
  • パーキンソン病に関連するのは、ドパミン作動性神経コリン作動性神経が関与する連絡の部分である。
  • パーキンソン病は、中脳の黒質の神経細胞から、神経終末である線条体への繊維連絡(ドパミン作動性神経)が障害を受ける。
  • 線条体は大脳深部にある大脳基底核の一つであり、運動の調節に関与している。
  • ドパミン作動性神経は、神経伝達物質であるドパミンを産生・輸送するものであり、パーキンソン病の病態は、線条体でのドパミン低下が原因である。
  • パーキンソン病の第二の原因は、ドパミン作動性神経の働きが低下したことで、相対的にコリン作動性神経の活動が高まっていることである。
  • コリン作動性神経から放出されるアセチルコリンは、ドパミンの反対の作用があり、運動の調節に関与している。
  • ドパミンは線条体を抑制する作用があり、アセチルコリンは興奮させる作用がある。
  • 正常な線条体ではドパミン作動性神経とコリン作動性神経のバランスが取れているが、パーキンソン病ではドパミンの作用が低下しているため、線条体でのアセチルコリンの働きが相対的に高まり、自律神経のバランスが崩れる。

パーキンソン病の病因・増悪因子

  • 家族性パーキンソニズムと特発性パーキンソン病に分類される。
  • 圧倒的に特発性が多いが、特発性パーキンソン病の原因として遺伝的要因が80%、環境要因が20%とされている。
  • ドパミン作動性神経が脱落してしまう原因はいまだ不明である。

パーキンソン病の疫学・予後

  • 日本では10万人あたり有病率120~130人、発症率10~15人と推定されている。
  • 女性が男性より1.5~2倍多い傾向がある。
  • 50歳以上に多く、加齢とともに発症頻度は増加する。
  • 経過は緩徐進行性で慢性の経過をたどる。個人差はあるが一般に発症してから10年以上は独立した日常生活が可能であるが、それ以降は介助が必要となることが多い。
  • 高齢者では脱水、栄養障害、悪性症候群に注意する。生命予後は、臥床生活となってからの合併症によることが多く、最も高率な死因は、肺炎・気管支炎である。

 

パーキンソン病の症状

  • 安静時振戦(体がふるえる)
  • 筋固縮(筋肉が固くなる)
  • 無動・寡動(動きがなくなる・少なくなる)
  • 姿勢反射障害(姿勢が保持できない、転倒しやすくなる)

四大徴候である。

  • 他の特徴的な症状として、仮面様顔貌(能面のような表情のない顔貌)、特有な姿勢(屈曲姿勢、前かがみの姿勢)、歩行障害すくみ足、小刻み歩行、突進歩行、腕の振りがない等)、小声、小書字がある。
  • 嚥下障害、流涎、自律神経症状便秘、脂漏性顔貌、膀胱機能障害)も合併する。
  • 精神症状としては、40%に抑うつ症状、20%に認知機能低下が合併するが、初発症状・主症状とはならない。

パーキンソン病の診断・検査値

  • パーキンソン症状(パーキンソニズム)を問診と診察によって確認したら、パーキンソニズムをきたす他の疾患を除外する。鑑別すべき疾患としては、神経変性疾患(多系統萎縮症など)、脳血管障害、薬剤性パーキンソニズムがある。ドパミン前駆体補充薬(L‐dopa、レボドパ)に対する反応性によっても判断される(パーキンソン症状であればL-dopaに反応し症状が改善する)。
  • 血液検査・髄液検査では特異な異常を呈するものはない。脳画像上もパーキンソン病に特異的な異常はない(異常がないことが鑑別に重要)。
  • 医療面接と身体診察での特異的な所見と症状によって、ほぼ診断が確定する。
  • 近年はパーキンソン病と他のパーキンソニズムを来す疾患の診断に、IMBG(123I-メタヨードベンジルグアニジン)心筋シンチグラフィが用いられる。健常者では心筋全体に取り込みがみられるが、パーキンソン病では123Iの心筋への取り込みが著明に低下する。鑑別を要する多系統萎縮症、脳血管性パーキンソニズムなどでは心筋への取り込みは正常である。
  • 重症度の診断にはホーン・ヤールの重症度分類が使用される。

 

ホーン・ヤールの重症度分類

ステージⅠ

一側性障害で体の片側だけの振戦、固縮を示す。軽症例である。

ステージⅡ

両側性の障害で、姿勢の変化がかなり明確となり、振戦、固縮、寡動~無動とも両側にあるため日常生活がやや不便となる。

ステージⅢ

明らかな歩行障害がみられ、方向転換の不安定など立ち直り反射の障害がある。日常生活動作障害もかなり進み、突進減少もはっきりとみられる。

ステージⅣ

規律や歩行など日常生活動作の低下が著しく、労働能力は失われる。

ステージⅤ

完全な廃失状態で、介助による車いす移動または寝たきりとなる

パーキンソン病の合併症

  • 精神症状:抑うつ症状、幻覚・妄想(パーキンソン病治療薬の副作用でも起こる。)、認知症
  • 自律神経症状:起立性低血圧、便秘・腸閉塞、排尿障害、性機能障害、発汗障害、睡眠障害
  • 悪性症候群

 

パーキンソン病の治療法

  • パーキンソン病の主治療薬はドパミン作動性薬剤であり、ドパミンを補充する薬剤(レボドパ製剤)、ドパミン受容体作用薬(ドパミンアゴニスト)の単独あるいは組み合わせが基本となる。
  • レボドパの長期使用により、ジスキネジア(くねるような姿勢や不随意運動が起こる)、精神症状(幻覚・妄想)、ウェアリング‐オフ減少(レボドパの薬効時間が短縮し、症状の日内変動が出現する)などの副作用が出現するので、長期的にレボドパの副作用をいかに軽減するかが課題となる。そのため、ドパミン受容体作用薬、外科的療法等を初期から組み合わせてレボドパ服薬量を必要最小限とする治療を行うことが主流となっている。

パーキンソン病の主な治療薬

  • ドパミン前駆体補充薬(レボドパ):ドパストン、ドパゾール
  • ドパミン受容体作用薬(ドパミンの放出を促進する):パーロデル、カバサール、ロピニロール、レキップ、ハルロピテープ(貼り薬)、ニュープロパッチ(貼り薬)、ペルマックス、ペルゴリド、プラミペキソール、ビ・シフロール
  • アドレナリン前駆体(起立性低血圧、すくみ足の改善):ドプス、ドロキシドパ
  • COMT阻害薬(レボドパの作用を延長する):コムタン、エンタカポン、オンジェンティス
  • レボドパ・脱炭素酵素阻害薬(脳内に移行するレボドパの量を増やす)配合薬:デュオドーパ(点滴)、ネオドパストン、メネシット、ドパコール、イーシー・ドパール、ネオドパゾール、マドパー
  • レボドパ・脱炭素酵素阻害薬・COMT阻害薬配合薬:スタレボ
  • NMDA受容体拮抗薬(ドパミンの放出を促進する):シンメトレル、アマンタジン
  • MAOB阻害薬(ドパミン量の低下を抑える):エフピー、セレギリン、アジレクト、エクフィナ
  • 抗コリン薬(コリン作動性神経を抑えて自律神経のバランスを整える):アーテン、トリヘキシフェニジル、アキネトン、ビペリデン
  • アデノシンA2a受容体阻害薬(レボドパの作用を延長する):ノウリアスト

 

パーキンソン病の看護問題の例

#1 治療や日常生活管理に対して、守るべきことが守れない

看護診断

非効果的治療計画管理

診断指標

疾患に対して知識不足を表す言動がみられる

長期目標

治療を受け入れて望ましい療養生活を送ることが出来る

短期目標

日常生活行動を可能な限り自立して行うように努める姿勢を表すことが出来る

OP

  1. 日常生活の過ごし方を観察する
  2. 治療計画に対する認識と行動を観察する

TP

  1. パーキンソン治療薬の管理に困難な部分があれば、どの点で困難が生じているのか確認し、声掛けや服薬介助などの必要な支援を行う

EP

  1. 疾患の特徴や、疾患上の日常生活の注意点について説明する
  2. リハビリテーションの必要性と方法について説明する
  3. 薬物の作用・副作用および管理方法について説明する
  4. 本人の自立を促すとともに、家族にも日常生活の注意点を説明する

 

#2 運動障害のために転倒や外傷の可能性がある

看護診断

転倒リスク状態

診断指標

運動障害

長期目標

日常生活において、転倒による外傷や骨折を起こさない

短期目標

転倒のリスクに対する留意点について述べることが出来る

OP

  1. 寡動、無動、筋固縮の有無・程度
  2. 家具、段差、手すりの有無、通路などの周囲の環境の状態
  3. 起立時、歩行時など動作に対する危険性の認識の程度

TP

  1. ADL能力に応じて動作の支援を行う
  2. トイレ歩行時など切迫する可能性のある動作には付き添いを行う
  3. ベッドの高さを適切にし、柵、手すり、踏み台などの用意を行う
  4. 点滴ラインやカテーテル、コード類、コンセント等の存在に注意する
  5. 滑りにくく脱げにくい履物を履くようにする
  6. ADLの程度に応じて、杖・歩行器等の福祉用具を使用する

EP

  1. 現在のADLの状況を説明する
  2. 転倒しやすい状況、転倒の予防対策について患者・家族と話し合う

 

www.aikoandsibajyun.info

 

 

#3 運動障害のために身の回りのことで自立できないことがある

看護診断

摂食or清潔/入浴or更衣/整容or排泄セルフケア不足

診断指標

食事、清潔、更衣、排泄行為に関するセルフケア不足

長期目標

可能な範囲で摂食、清潔/入浴、更衣/整容、排泄が自立できる

短期目標

(具体的内容で)独力で可能な動作が増える

OP

  1. 食事or入浴/清潔or更衣・整容or排泄行動で、可能な動作と困難な動作を確認する

TP

  1. 動作時に、ゆっくりで良い、焦らなくても良いことを伝えて、できる限り自分で可能な動作は自力で行えるように声掛けする
  2. 環境整備、動作時の声出しなど、出来る限り自力で動作が行えるような工夫を本人と共に考える
  3. 必要な補助具、福祉用具があれば導入する
  4. できる動作に対する介助を可能な限り行わず、できない部分のみ介助を行い、本人の自立を促す

EP

  1. 自力で可能な動作を継続することが、ADL能力の維持に繋がることを説明する
  2. 家族にも同様に指導を行っていく

 

#4 自律神経障害による排尿障害(尿閉または尿失禁)がある

看護診断

排尿障害

診断指標

尿閉、膀胱の膨満、残尿、尿失禁

長期目標

排尿障害の程度が軽減する

短期目標

(尿閉)適切な量の排尿ができる

(尿失禁)尿失禁の頻度が減少する、排尿を自制することができる

OP

  1. 水分出納量
  2. 尿意、残尿感、腹部膨満感
  3. 尿回数
  4. 失禁の有無

TP

  1. 医師の指示に従い薬物っを投与する
  2. 尿閉時には必要に応じて導尿を実施する
  3. トイレに近い病室や、ポータブルトイレを準備してトイレまでの移動距離を短くする

EP

  1. 薬物療法や導尿の必要性について説明する
  2. 尿意があれば我慢せず排泄するように説明する

 

#5 薬の副作用、運動不足により便秘を起こすことがある

看護診断

便秘

診断指標

固い有形便、排便に時間がかかる、排便困難感、排便が週2回以下、直腸の充満感

長期目標

排便の量、性状、排便周期が改善する

短期目標

2~3日に1回の排便がみられる

OP

  1. 排便の有無
  2. 便の性状、量
  3. 腹部膨満感
  4. 水分出納量、食事摂取量

TP

  1. 毎日、定時に排便を試みる
  2. 1日に摂取する水分量を定めて、適切に水分摂取する
  3. 起床時などに冷水を摂取して胃腸をへの刺激を試みる
  4. 腹部マッサージや温罨法を行う
  5. 医師指示に従い、緩下剤の使用、坐薬、浣腸、摘便の実施を検討する

EP

  1. 便秘の予防方法を指導する
  2. 便秘の予防やケアの必要性を説明する

 

#6 構音障害により言語的コミュニケーション障害がある

看護診断

言語的コミュニケーション障害

診断指標

発語、発声の困難

長期目標

会話によるコミュニケーションがとれる

短期目標

明瞭な発語がみられる

OP

  1. 声の大きさ、発語の明瞭さの程度、表情
  2. 振戦、筋固縮、無動の程度

TP

  1. 言語聴覚士の計画に合わせて言語療法等のリハビリテーションを行う
  2. 鏡の前でのリハビリテーションや、発声練習、舌の運動、唇・顎の運動、表情筋の訓練、家族・同室者・医療者との会話などを積極的に行う

EP

リハビリテーションの必要性・方法について説明する

 

#7 誤嚥による気道感染を起こす危険性がある

看護診断

感染リスク状態:気道感染

診断指標

誤嚥

長期目標

感染を起こさない

短期目標

感染のリスク因子、感染予防方法について述べることが出来る

OP

  1. 誤嚥の有無
  2. 喘鳴、むせ込みの有無
  3. 感染徴候の有無・程度
  4. 検査データ(WBC、CRP、BSR)

TP

  1. 食前に嚥下体操などの準備運動を行う
  2. 食事時に見守りを行い、必要時は介助を行う
  3. 飲み込みやすい形態の食事を活用したり、食事を細かくする、とろみをつける等の工夫をする
  4. 食事時の姿勢の変化に注意する
  5. 食事を焦らずゆっくり行えるように環境整備する
  6. 食事摂取不良を認める場合は、医師と相談して栄養補助食品の導入などを検討する
  7. 食後にすぐ横にならず、30~60分は頭部を挙上して過ごす
  8. 食後、就寝前に口腔ケアを行う
  9. 経口摂取禁止や困難がある場合は口腔ケアを積極的に実施する

EP

  1. 誤嚥の危険性と予防法を説明する
  2. 自分のペースでゆっくり食事をとるように説明する

 

#8 運動障害のために身体が徐々に動かなくなる

看護診断

身体可動性障害

診断指標

四肢の関節可動域低下、歩行障害、巧緻動作の低下

長期目標

目的に応じた動作能力が維持できる

短期目標

関節可動域が維持される

OP

  1. 関節可動域の程度
  2. MMT(徒手筋力テスト)の程度
  3. パーキンソン病治療薬の効果の程度
  4. 振戦、固縮、無動の程度

TP

  1. 理学療法士、作業療法士の計画に合わせたリハビリテーションを行う
  2. リハビリ室での訓練を促す

EP

  1. リハビリテーションの必要性、方法を説明する

 

#9 運動障害により褥瘡をつくる危険性がある

看護診断

皮膚統合性障害のリスク状態

診断指標

運動障害、感覚障害

長期目標

褥瘡が発生しない

短期目標

持続する発赤・紅斑がみられない

OP

  1. 褥瘡好発部位の発赤・紅斑の有無
  2. 表皮剥離、皮膚表面の破綻の有無
  3. 発汗、皮膚の汚染の有無
  4. 寝衣やシーツのしわの有無
  5. 血液データ(ヘモグロビン、血清総蛋白、血清アルブミン値)
  6. るい痩の有無

TP

  1. 自力での動作が困難な場合は、定期的に体位変換を行う
  2. 入浴ができない気管は全身清拭を行う
  3. 可能であればシャワー浴、入浴介助をできる限り行う
  4. 褥瘡が無い場合に限り、褥瘡好発部位のリラクゼーションを行う
  5. 十分な食事摂取がとれるように支援する

EP

  1. 褥瘡発生の危険性と予防方法について説明する

 

おわり!

いかがでしたでしょうか。

おわりに

パーキンソン病では、病歴やステージの程度によりますが、基本的に薬物療法が必須になってきます。

そのため、薬物の作用・副作用の有無を常に観察することが重要です!

副作用に伴う苦痛があれば、それを最小限に抑えていく看護が必要になってきます!

また、運動障害を認めることから、ADL・セルフケア能力を維持できるように介入していくことも大切です!

転倒予防策、セルフケアに対する支援リハビリテーションを適切に継続していきましょう!

また、『便秘が治ればパーキンソン病は治る』と誰かが言うほどに、パーキンソン病は便秘発症率がとても高いです。便秘が改善するように、十分な食事と水分の摂取、下剤等の薬物療法を効果的に使用することが安定した日常生活を送る上で大事です!

誤嚥性肺炎、尿路感染などの感染リスクも高くなりやすいため、口腔ケアや身体の保清を徹底していきましょう!

全身の運動が減少することで、会話等のコミュニケーションも乏しくなりがちなため、快適かつ充実した療養生活が維持できるように、疾患に関わらない何気ない談話をすることも、QOLを維持する上では絶対に忘れてはいけないポイントです!難病は基本的には長期間、もしくは一生を共にすることになるんです。身体的な部分のケアだけでなく、精神的な支援も必ず実施していきましょう!

 

以上!ご意見お待ちしております。

参考文献

病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図 1157‐1176P:編集 井上智子/佐藤千史:医学書院

 

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