栗看

~くりかん~

訪問看護ステーションで無理なく働き続けるために大事だなと思ったこと。

こんにちは、栗鈴です。
今回の記事は、『訪問看護ステーションで無理なく働き続けるために大事だなと思ったこと。 』になります。
よろしくお願いします。

はじめに

現在、私は関東の訪問看護ステーションで、訪問看護師をしています。


訪問看護の経歴としては、7年目に入りました。

訪問先の方の訪問期間は、平均で2~3年ほどです。

私が継続して訪問している方が多いです。みなさん、もう顔なじみですね。

私の場合は男性希望の方がほとんどで、ご利用者の8割が男性です。

男性看護師は私一人なので、私が単独で訪問しているケースが多いです。

そのため、私が休みをとりたい時は、代行を女性スタッフに頼まざるを得ないため、正直言うとちょっと休みづらいです。汗

訪問看護は、休みたい時に休める環境とスタッフの充実が必要

うちの訪問看護ステーションは年に1回長期休暇がとれるのですが、その時の代行を調整するのが結構大変です。

ご利用者様に「休むならそのまま訪問キャンセルでいいよ?」と言われてしまうこともあります。

ただ、看護師としてご利用者様の全身状態を看る責任があるし、キャンセルしたその週に状態が悪化する可能性もあります。なので、自分の都合で簡単にキャンセルにするわけにはいきません。

訪問スタッフが足りていないと、休みの時の調整が難しいというのが、訪問看護の「あるある」なんですね。

訪問看護ステーションは3~5人くらいの小規模で運営している事務所も多いと聞きますが、スケジュール調整が本当に大変だと思います。

特別訪問看護指示書で毎日訪問や1日2回訪問が必要になる場合もあるし、お看取りのためにエンゼルケアを臨時で行う状況になることもあるので、臨機応変に対応できるスタッフの配備が不可欠だと思います。

2025年問題で、看護師が企業を志して、訪問看護ステーションを開業する件数が最近多くなっているそうなのですが、1年以上運営がもたずに閉業するケースも多いと聞きます。

とにかく運営維持のためにはスタッフのマンパワーに依存するしかないので、業務量が多すぎてパンクして退職してしまうことで、訪問看護ステーション運営条件の常勤2.5名という部分を満たすことが出来ずに閉業するだとか、営業のノウハウがないために、ご利用者の依頼が全くこずに暇のまんま潰れるとか、スタッフの教育が行き届かず、訪問先で医療的ミスが生じるとか、色々な話を聞きます。

経歴の長い訪問看護ステーションがおすすめ

訪問看護ステーションにこれから就職する希望のある看護師さんは、スタッフの人数が潤沢で、経歴の長いステーションに就職するのがおすすめかなと思います(私の訪問看護ステーションはケアマネージャー、福祉用具専門相談員、事務さんを含めると2~30人職員がいます)。

また、看護師としての能力ももちろん大事ですが、一番大事なのは、心の広い人柄のスタッフが多く在籍していて、事務所の雰囲気が良いところで働き続けるということが大事なのかなと思います。

訪問看護はやりがいが重視されがちですが、働きやすさも、人間関係も、やっぱり大事です。

能力以上にプライドやこだわりが強い看護師同士が一緒に勤めていると、無駄な衝突が起こることも、時々あるので…やっぱり優しい看護師さんが、一緒に働くにも、ご利用者さまにとってもありがたい存在になると思います。

おわりに

私は引き続き「優しい看護」と懐の深い人間を目指しながら、できるだけ『のんびり』を維持しつつ、これからも訪問看護を続けていけたらなと思います!

でも、病院に勤めてた頃に比べると、だいぶ細かい部分を気にしなくなってしまったので、油断せずに丁寧な看護も実践を心がけていきたいと思います。
(私が働く訪問看護ステーションで一緒に働きたいと思った方!もしいたら、よかったら、コメント下さい…!)

以上、ただ思ったことを書いた雑記でした!

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